NPO法人
秋田たすけあい
ネットあゆむ
ホームページをご訪問いただきありがとうございます。
どうぞごゆっくりご覧ください。
活動に共感いただけましたら、団体運営継続のため、
ぜひご支援をお願いいたします。
秋田たすけあいネットあゆむ 活 動 内 容
食料支援
対象エリアは県内全域。個人はもとより、提供先は、行政や福祉事務所、域包括支援センター、母子支援施設、児童養護施設、他のNPO法人、こども食堂やフードパントリー実践団体と多岐にわたります。年間30トン以上の食料支援を行っています。
こども食堂
「おやこ食堂」という名称で活動を継続しています。もともとは食堂スタイルでしたが、コロナ以降は、ひとり親対象の月2回の弁当配布に切り替えました。スタッフの思いのこもった弁当は大好評で利用者はこの日を楽しみにしてくれています。
制服リユース
リユース事業は2016年にスタート。秋田市内の中学、高校の制服を扱っておりましたが、各学校の制服の変更が多く、リユース出来ない状態になり、現在は在庫のみのご利用が可能です。利用の際は事前に電話で在庫確認の上、ご予約をお願いいたします。
無料の学習塾
経済的な理由で、子どもを塾に通わせたくても通わせられない家庭、行きたくても行けない子ども達のために、毎週土曜日に無料の学習塾を開いています。利用枠が限られており、受験を控えたお子さんを優先しています。
フリースクール ラウム
様々な理由から学校に行くことのできない小学生から高校生までを受け入れています。毎日出かける場所があることが重要です。学校との連携も進み「ラウムの利用=学校への出席」と認めてもらえるケースが増えています。
社会的養護自立支援事業
親に頼れない若者を支援しています。
ハニカムハウスでの相談支援、居場所、カフェ事業を通して、困りごとや住むところ、就活支援をおこなっています。
みん・カフェは地域の方々に開放し、美味しいランチを提供しています。
放課後等デイサービス セカンドラウム
2022年スタート。放課後等デイではありますが、午前中から開所しております。発達障がいのお子さんに向き合い、学校の宿題の他、学習支援も行います。2025年1月より放課後のお子さんのみのお預かりになります。
ひきこもりの社会復帰支援
社会問題となっている若者のひきこもりは秋田でも増加傾向です。あゆむでは彼らの支援に取り組み、目覚めた力で秋田を支えてほしいと考えています。画像は、活動の一環で、皆で希少な北限のお茶檜山茶の苗を植えている様子です。
居住支援法人
住むところをなくした人への相談・居住支援を行っています。シェルターや緊急宿泊所、安心サポート付き住宅を開所し、自立に向けたサポートを実施しています。
就労継続支援B型事業所 あゆむ
住むところをなくした方の居住支援や生活支援を行っていますが、その中には知的障害があったり精神疾患を患う方が少なくありません。自立の支援として就労継続支援B型事業所を開所し、お手伝いを行っています。
放課後等デイサービス えるぶ
日中のお子さんを中心にお預かりしています。ビジョントレーニングや学習、ひとりひとりに合った療育とプログラムを実施しています。フリースクール型の放課後等デイサービスです。
親に頼れない若者支援
2024年に続き2025年度も「JANPIA」の採択を受け、中間支援団体「公益社団法人ユニバーサル志縁センター」と共に、親に頼れない若者支援を継続しています。
「社会的養護について」
社会的養護という言葉を聞いたことがあるでしょうか。親などの保護者がいなかったり、適切な養育を受けられなかったりする子どもたちを、公的な責任で保護し、育てていくことを「社会的養護」と言います。
いわば、社会が親代わりとなって、子どもたちを育てていく仕組み。それが社会的養護です。
貧困や虐待、両親の不慮の事故・病気など、その背景はさまざまですが、日本には社会的養護を受けている子どもたちが、約4万5千人います。子どもが500人いれば、そのうち1人は社会的養護を受けている計算になります。
ただでさえ虐待などのつらい経験をしていることが多い社会的養護の子どもたちですが、彼らは成長して社会に巣立とうとする際にも厳しい現実に直面します。
社会的養護のもとで育った子ども・若者は、親や親族などに頼ることができないことが多く、学費や生活費などもすべて自分で働いたお金でまかなわなければなりません。
一般的に考えて18歳前後の若者が大人たちのサポートなしに自立するには、多くの困難があります。
子ども時代のつらい経験やその後遺症がある若者ならばなおさらです。
さらに当事者の若者が置かれている状況が困難であればあるほど、現行の支援制度では対応ができません。そんな支援制度の網からこぼれ落ちてしまう若者たちに対して、心ある人たちの持ち出しによって伴走型の支援がおこなわれているのが現状です。
さまざまな理由があって親と離れ離れになってしまった若者は、 社会に出てからが本当の苦難の連続です。 就労や住居、生活面、精神面、あらゆる点において 自力で解決を迫られる瞬間が多くございます。 本来気軽に気楽に頼れるはずの親がいないということは、 若者たちにとって社会に対する孤独と不安の大きな理由です。 「頼れる大人」の存在が必要です。 私たちは、親として代わってあげることはできませんが、 親のように身近な存在として支えてあげることはできます。 ささいな相談はもちろん、一人では解決できないことは、 大人や社会が一つの輪になって向き合ってあげます。 決して一人で生きられることが自立ではありません。 「気軽に頼れる人や環境が身近にあること」 それが本当の意味で『自立』だと思っています。
現在、社会的養護下で暮らす子どもや若者は、全国約4万2,000名。児童福祉法のもと、18歳になると「自立」を求められ、児童養護施設や里親さんの元から巣立つことになります。まだまだ親を頼ってもおかしくない年頃でありながらも、親を頼れず、仕事探しや住居探しも自力でなんとかしなければなりません。経済的な理由に加え体力的・精神的な疲労から、進学を諦める、あるいは就職しても長く続かない、といったケースも多く悪循環が絶えません。その連鎖により自己肯定感を著しく低下させ、孤立、不安、最悪の場合は自暴自棄になって非行に走ってしまうなど自分という存在を否定してしまうことも。
社会的養護下の子どもや若者、親に頼れない若者に必要なのは、ささいなことでも相談できるような「居場所」や「頼れる大人」の存在です。
今でも声を上げられずに苦しんでいる子どもや若者が数多くいるはずです。私たちは一人でも多く、社会全体で相談を受け入れられるように相談員・相談所を増やしていくことを目指しております。
就労・住居・生活・メンタルケア・教育など、あらゆる方面で企業や個人と連携し、一つのセーフティネットとして、若者の相談窓口として取組みを強化します。
秋田県内の企業に積極的な就労受け入れや、受け入れ現場の開拓にも力を入れ、活躍できる居場所作りを目指します。
【目指すこと】
親に頼れない若者たちが寄り添い型の伴走支援を受けることで、
• 深刻な経済的困窮、住居喪失などの危機的な状況から抜け出すことができること
• 支援者からの支えを感じながら自分の生命、生活を前向きに考え、次の一歩を選択できるようになることを目指します
• 気軽に相談できるLINE相談を実施